worldmusicloverのブログ

季節やその時に心に届いた曲など日々の生活の中に溶け込む様な音楽を紹介していけたらと思います。

草の根

朝晩は肌寒くいつの間にか、ちゃっかりと秋めいてきた。上掛けも心地良く、虫の音とあいまり就寝が楽しみな時季でもあったりする。

 

 今回、私が書きたいのは前回の記事で書いたWANDS、いや、90年代のJ-POP黄金期に関わり深い人物である織田哲郎さんである。

織田さんは当時、主に楽曲提供で裏方に徹した活動をされているので、ご自身が歌う曲しか知らない方が多いと思うが、提供してる曲は数多く、多岐にわたっており、おそらく多くの人が耳にしていると思う。実は私も近年までその事を知らなかった。意外な楽曲もありどんなジャンルも熟す、まさに達人である。

 

その中でもWANDS織田哲郎さんとくれば、

TVアニメのスラムダンクに使用された、「世界が終わるまでは…」である。近年では中国でこのアニメが人気でロケーションになった湘南の踏み切りが観光者の間で人気スポットになっていると私もニュースで知っていた。織田さん自身も中国のイベントに招待され、この曲を日本語で中国の方が大合唱してくれ感動を覚えたと語っている。

このアニメの内容はバスケットを通しそれぞれの登場人物の成長を描き、互いに力を合わせ目標を目指す内容である。

一方、中国には儒教論語があり現代の私達にも通じ、他の国の人々に沢山のことを教え影響を与えたきた。日本人が日本人らしいのはこの教えがとても大きいと思う。

 

隣国の政治的なあまり良いニュースを聞かないこの頃、時代を超えた互いの文化交流が平和の礎になって欲しいと願ってる。

 

中国の楽器である二胡の音色にも聴こえる、秋の夜長に聴きたいアレンジである。

https://youtu.be/2n6CoRZEV7E