worldmusicloverのブログ

季節やその時に心に届いた曲など日々の生活の中に溶け込む様な音楽を紹介していけたらと思います。

2019-01-01から1年間の記事一覧

芸術家と経営者

プリンス (1958.6/7 - 2016.4/21) 音楽好きの人には天才と評されるが、そうでない人には少し奇抜なミュージシャンと捉えられるかも知れない。彼のアルバムを手にするまでは、私もどちらかと言えば後者の方であった。食わず嫌いならぬ、聴かず嫌いである。 同…

チャーハン・ロック

先日、地元の花火大会があった。 「夏も、もう終わりか。」などと少しブルーになっていたが、東北の夏祭りはこれから北上し、各地で盛り上がりを見せることに気づかされた。 そう考えると夏も結構長いかもしれない。 甲子園も盛り上がりを見せてることだし、…

夏の終わりと マイケル・ボルトン

梅雨がやっと明けたと思っていたら暦の上ではもう秋。日も短くなり、日中の日差しもどことなく 1トーン柔らかく感じられる。 大人になると、なおさら夏が短く感じられる。経験と暦から夏の終わりを知ってしまうからだろう。 せめても休日は短パンを履いて短…

型遅れとAOR

先日、車検の知らせが届いた。遠回しに買い換えを勧められるが、昨今のニュースを観るたびそんな気分にはなれない。とは言え消耗財、費用対効果もそろそろ考えなければならない。 私の好きな音楽ジャンルにAORがある。夏の日のラジオから流れてくるAORが昔か…

麦星

古内東子 誰より好きなのに 1996 女性の心情を唄ったこの曲、意外と男性でも好きな方が多いですよね。私もその一人です。 確か当時めざましテレビ⏰のお天気中継で流れていた記憶があります。朝からこの曲って何か時代を感じますよね。ウフフ♡ この曲を聴くと…

裸蟲(ひと) の知らせ

マイケル・ジャクソン 最近、枕元に古いラジカセを置いた。 その日は、なかなか寝付けず、一度消したラジオをつけた。すると、どこかで聴いた覚えのある懐かしいメロディーが流れてきた。誰の曲なのか思い出せなく、しばらく番組を聴いていた。 番組の内容は…

Re- Bop

渡辺貞夫 日本を代表するジャズ・ミュージシャンでありサックスプレーヤーである渡辺貞夫さん。「 世界のナベサダ 」の愛称で数々の名だたるミュージシャンと共演し、86歳の今尚現役でご活躍なさっています。ナベサダさんの音楽の原点にはジャズの演奏スタイ…

地球音楽

新しい時代を迎えた昨今、日本と云う国に改めて関心を抱くようになったのは、私だけではないでしょう。 前回紹介した坂本龍一は、まさに、とうの昔から、どうやらその事に気づいていた人物のようである。彼は様々な音楽ジャンルを網羅できる才能を持つが、や…

YAMAHA DX7

前回の記事で述べた飛躍的に性能が向上したシンセサイザーとは1983年に日本のヤマハより発売された YAMAHA DX7 と言われる世界初のフルデジタル・シンセサイザーであり、まさに80年代の世界のミュージック・シーンを席巻したと言われるモデルです。FM音源と…

MIYAJI TURBO!

ピーター・セテラ 「Glory of Love」1986 前回紹介のチャカ・カーンのアルバム「I Feel for you」の中の「Through the fire」は原曲はディビット・フォスターによるものだがアレンジはどうやらアリフ・マーディンと言う知る人ぞ知る名プロデューサーらしい。…

ファイヤー‼︎

Through The Fire (1984) chaka khan 先日、知人との集まりに参加した。 まもなく一緒になる予定の馴染みの知人が2組もいたので少し驚いた。 今週末はドライブデートの予定とのこと。 天気も良く絶好のデート日和だろう。 勝手だがそんな馴染みの知人に、ド…

雪どけのジョージ・ハリスン

George Harrison Beautiful Girl (1976) 要領の良いポール、主張の強いジョン、穏やかなジョージ、気の利くリンゴ。 ビートルズのメンバーの私のイメージはそんな感じである。解散後は、よりそれぞれの個性が発揮された気がする。 やはり、若い頃はジョンや…

これもいい!

綾戸智恵 ジャズシンガー 大阪生まれの綾戸さんは17才で単身渡米し、1991年に帰国後は日本での音楽活動を始め、1998年に本格的なデビューをされました。 綾戸さんは、ご両親の影響で幼い頃から外国の音楽や映画を観て育ち、中学生時代は当時開催中の大阪万博…