worldmusicloverのブログ

季節やその時に心に届いた曲など日々の生活の中に溶け込む様な音楽を紹介していけたらと思います。

冬の美奈子

「 美奈子さんの歌声は冬。方角なら北。」ご自身の著書で松任谷正隆さんがそんなことを言っていた。由実さんは「春と秋。方角なら西。」達郎君は「夏。方角なら南だね。」この一文に思わず顔がニヤけてしまった。 深夜にテレビでやっている自動車番組も好き…

草の根

朝晩は肌寒くいつの間にか、ちゃっかりと秋めいてきた。上掛けも心地良く、虫の音とあいまり就寝が楽しみな時季でもあったりする。 今回、私が書きたいのは前回の記事で書いたWANDS、いや、90年代のJ-POP黄金期に関わり深い人物である織田哲郎さんである。 …

夏の朝

誰にでも気が重く何かと調子の出ない、そんな時期はあるものである。 普段、気楽に生きている私にもそんな時期が溜まったように一気にやってきた。 何故こんなに色々な事が重なるのか、嘆いたくなってくるものである。 その日の朝も用事の為、そんな気分で車…

故郷

お正月期間は決まって帰省ラッシュのニュースが流れる。やはり日本人はふるさとを大切に想う人々が多いのだろう。実はこの事が世界の平和には大切なのだろうと、昨今の世界情勢を伝えるニュースを観て感じている。 「 私がふるさとを想うように、あなたもふ…

芸術家と経営者

プリンス (1958.6/7 - 2016.4/21) 音楽好きの人には天才と評されるが、そうでない人には少し奇抜なミュージシャンと捉えられるかも知れない。彼のアルバムを手にするまでは、私もどちらかと言えば後者の方であった。食わず嫌いならぬ、聴かず嫌いである。 同…

チャーハン・ロック

先日、地元の花火大会があった。 「夏も、もう終わりか。」などと少しブルーになっていたが、東北の夏祭りはこれから北上し、各地で盛り上がりを見せることに気づかされた。 そう考えると夏も結構長いかもしれない。 甲子園も盛り上がりを見せてることだし、…

夏の終わりと マイケル・ボルトン

梅雨がやっと明けたと思っていたら暦の上ではもう秋。日も短くなり、日中の日差しもどことなく 1トーン柔らかく感じられる。 大人になると、なおさら夏が短く感じられる。経験と暦から夏の終わりを知ってしまうからだろう。 せめても休日は短パンを履いて短…

型遅れとAOR

先日、車検の知らせが届いた。遠回しに買い換えを勧められるが、昨今のニュースを観るたびそんな気分にはなれない。とは言え消耗財、費用対効果もそろそろ考えなければならない。 私の好きな音楽ジャンルにAORがある。夏の日のラジオから流れてくるAORが昔か…

麦星

古内東子 誰より好きなのに 1996 女性の心情を唄ったこの曲、意外と男性でも好きな方が多いですよね。私もその一人です。 確か当時めざましテレビ⏰のお天気中継で流れていた記憶があります。朝からこの曲って何か時代を感じますよね。ウフフ♡ この曲を聴くと…

裸蟲(ひと) の知らせ

マイケル・ジャクソン 最近、枕元に古いラジカセを置いた。 その日は、なかなか寝付けず、一度消したラジオをつけた。すると、どこかで聴いた覚えのある懐かしいメロディーが流れてきた。誰の曲なのか思い出せなく、しばらく番組を聴いていた。 番組の内容は…

Re- Bop

渡辺貞夫 日本を代表するジャズ・ミュージシャンでありサックスプレーヤーである渡辺貞夫さん。「 世界のナベサダ 」の愛称で数々の名だたるミュージシャンと共演し、86歳の今尚現役でご活躍なさっています。ナベサダさんの音楽の原点にはジャズの演奏スタイ…

地球音楽

新しい時代を迎えた昨今、日本と云う国に改めて関心を抱くようになったのは、私だけではないでしょう。 前回紹介した坂本龍一は、まさに、とうの昔から、どうやらその事に気づいていた人物のようである。彼は様々な音楽ジャンルを網羅できる才能を持つが、や…

YAMAHA DX7

前回の記事で述べた飛躍的に性能が向上したシンセサイザーとは1983年に日本のヤマハより発売された YAMAHA DX7 と言われる世界初のフルデジタル・シンセサイザーであり、まさに80年代の世界のミュージック・シーンを席巻したと言われるモデルです。FM音源と…

MIYAJI TURBO!

ピーター・セテラ 「Glory of Love」1986 前回紹介のチャカ・カーンのアルバム「I Feel for you」の中の「Through the fire」は原曲はディビット・フォスターによるものだがアレンジはどうやらアリフ・マーディンと言う知る人ぞ知る名プロデューサーらしい。…

ファイヤー‼︎

Through The Fire (1984) chaka khan 先日、知人との集まりに参加した。 まもなく一緒になる予定の馴染みの知人が2組もいたので少し驚いた。 今週末はドライブデートの予定とのこと。 天気も良く絶好のデート日和だろう。 勝手だがそんな馴染みの知人に、ド…

雪どけのジョージ・ハリスン

George Harrison Beautiful Girl (1976) 要領の良いポール、主張の強いジョン、穏やかなジョージ、気の利くリンゴ。 ビートルズのメンバーの私のイメージはそんな感じである。解散後は、よりそれぞれの個性が発揮された気がする。 やはり、若い頃はジョンや…

これもいい!

綾戸智恵 ジャズシンガー 大阪生まれの綾戸さんは17才で単身渡米し、1991年に帰国後は日本での音楽活動を始め、1998年に本格的なデビューをされました。 綾戸さんは、ご両親の影響で幼い頃から外国の音楽や映画を観て育ち、中学生時代は当時開催中の大阪万博…

サンキュー・サンキュー・サンキュー

ジョン・レノン (ジャスト・ライク) スタンディング・オーヴァー 1980年 私が小学生の頃、当時の社会情勢やジョンが亡くなって10年となる節目を迎えたことから、彼の曲が12月のこの時期にテレビやラジオからよく聴こえてきました。また息子のショーン・レノ…

伝承者

ボビー・コールドウェル 日本でも今も人気があり、奥様も日本人の方の様です。またバブル期には煙草のパーラメントのCMでも曲が使われたことから何かと日本に馴染みのある方です。 彼の作る曲はジャズ要素をポピュラー音楽に取り入れた作品が多いのですが、…

よみ人しらず

ウォーレン・ウィービー Warren Wiebe 1963 - 1998 彼はヒットメーカーであるデビッド・フォスターに見出され、主にレコーディング現場でのデモの歌入れや他のアーティストの客演者として活躍されたシンガーです。その為かご自身の正式なアルバム作品は残さ…

親日家?

バズ・フェイトン。ギターに詳しい方ならご存知かもしれません。1972年に解散したザ・ラスカルズのギタリストで解散後はフュージョン音楽の先駆けバンドである「 FULL MOON 」やラーセン=フェイトン・バンドでの活動の傍ら主にスタジオ・バックミュージシャ…

演奏革命

Doobie Brothers What a fool Believes 1979 日本でもCMに使用され耳にした事がある方も多いでしょう。私は朝の目覚ましソングにしてます(笑) この曲の特徴は何と言っても心と身体が弾むリズムではないでしょうか。 これには当時普及し始めた「シーケンサー…

青い炎

日本のポップス界の先駆者であり、今なお日本を代表するアーティストである 山下達郎さん、音楽が好きな方には音楽界の神さまの様な存在です。 シュガー・ベイブ時代の1975年デビュー以来、当時のフォークソングブームの陰でずっと日本のポップスのあり方を…

近代女性の礎

日本では今、歌手の安室奈美恵さんの引退が話題になっております。彼女は近代女性の生き方のひとつの象徴であると思います。 しかしアメリカの歌手ジャニス・ジョプリン 。彼女はその以前に近代女性文化の礎を築いた女性だったのかもしれません。 もし彼女が…

ジョー・コッカーという生き方

お釈迦様は泥の中に咲いた蓮の花をめでるという。 きっとお釈迦様も彼を好むでしょう。 イギリス生まれの歌手ジョー・コッカー。 幼い頃から明るく、歌う事が大好きだった彼は15歳でガス配管工の仕事をする傍らパブで音楽活動を始めました。青年時代は荒れ果…

奇跡の一曲

WHITE SNAKE (ホワイト・スネーク) The Deeper The Love (1989) この曲は聴けば聴くほどホレ惚れさせられます。 地の底から湧き上がるエネルギーを感じずにはいられない、何か只事ではない魂に響く、そんな感じがするのです。 何故なら、ボーカルであるデヴ…

fill up the night 和訳

FILL UP THE NIGHT 心満たす最高の夜 tonight 今夜 we're all together here みんなでこぞって集まろう it's wonderful to be alive それはきっと素晴らしいことになる and living while we can それと同時に強いエネルギーになることができる thay say だっ…