故郷
お正月期間は決まって帰省ラッシュのニュースが流れる。やはり日本人はふるさとを大切に想う人々が多いのだろう。実はこの事が世界の平和には大切なのだろうと、昨今の世界情勢を伝えるニュースを観て感じている。
「 私がふるさとを想うように、あなたもふるさとを大切に想うだろう。」
そんな気持ちが大事なのではないだろうか。
国家と言うよりも生まれ育った故郷のことである。
昨年亡くなられた中村哲医師。
医師としての活動の傍ら、アフガニスタンの荒野に現地の人々と用水路を建設し、岩山の山岳地帯に緑の大地をつくりあげた人であることを深夜の放送で知った。
見たことのない一種異様な光景は、まさに神様が造られた楽園の様で人間の持つ力がいかに素晴らしいかを見せられた。
きっとここが現地の人々のふるさとになるのだろう。
音楽を通して世界で活動されている。
「 人は必要な時代に必要なところに生まれてくる。」
どこかで誰かのそんな言葉を聞いた覚えがある。
ふと谷村さんのこの曲を思い出す。
谷村新司 スタンダード