worldmusicloverのブログ

季節やその時に心に届いた曲など日々の生活の中に溶け込む様な音楽を紹介していけたらと思います。

Re- Bop

渡辺貞夫

日本を代表するジャズ・ミュージシャンでありサックスプレーヤーである渡辺貞夫さん。「 世界のナベサダ 」の愛称で数々の名だたるミュージシャンと共演し、86歳の今尚現役でご活躍なさっています。ナベサダさんの音楽の原点にはジャズの演奏スタイルである「ビバップ 」という演奏形態があります。ビバップ とは即興演奏、アドリブ演奏でバックに流れるコード進行に合わせ、コードを構成する音で音階を奏でる演奏法らしく、例えばGコードなら(ソ シ レ)のいずれかで始まる音階を奏でるらしいが、そのパターンは多様で無数にあり、これをミュージシャンが腕の見せ所として競い合い、ジャズの知識がある聴衆が楽しむらしいのですが、やはりこれがジャズを少し敷居を高く感じさせてしまうのでしょう。けれどもナベサダさんのジャズはいつでも ' 誰の心にも寄せ合ってくれる '  そんなジャズでいつも親しみを感じさせてくださいます。

 ナベサダさんは2017年に「 Re-Bop 」というアルバム作品を発表してます。ビバップ 「Be bop」がミュージシャンによる主張と言われるならば「 Re-Bop 」は「 相手の心に寄り添う 」そんな思いが込められているのかもしれませんね。

https://youtu.be/0mti8nqxWuY